本社から南に1.1㌔ 年間シートもあるので、行きたい!と思えばすぐに行ける甲子園球場だが、

行くのは決まって開幕戦のみ。んでもって、100周年らしい。

 

あらたかは20年

その20年の多くの時間を共にしてきた社員を誘い観戦してきた。

正直、甲子園やタイガースや野球はどうでもよく、その社員らの存在のありがたさを噛みしめる時間であった。

 

 

今年度のモットーはこれだ。

多様化が進む日本社会でありながら、妙な正義が蔓延っているのか、何かと抑制がかかることが多いように思う。

模範的な社会人、大人とは何なのか?今のそれを見て、子どもたちが伸びやかに育つとは思えない。

もっと人間を生きるべきではないか…日本の高齢者を見ても、サラリーマンを見ても、強烈にそう思うことの連続だ。

他人評価ばかりを気にして、表面的に生きるなら石になった方がマシ。

根源的感覚感性感情を大切に生きる。「あらたか人間宣言」とでも言おうか。

自分もそう生きる。経営もそうする。社員やその家族、お客様にもそうなるよう願い、実行する。

土地を買った。

自分が自分でいるための、自分が自分を探すための空間を創ろうと、ふと思ったから…

ようやく設計が完了した。そして、ここで共に暮らす植物たちを探しに山へ行った。

遠くスペインから引っ越してきたその木は数百年から千年の樹齢らしい。

ボクはたったの46歳 会社はたっっったの20歳

エアーズロックに行った時、現地ガイドにこう教わったのを思い出した。

「アボリジニーは4までしか数えない。4以上はすべて同じなんだ」と…

 

そうしよう。

 

自宅の針葉樹が新芽を出した。

新芽が新入社員なら、枝は誰だ?幹は誰だ?

小生は根だ。

あの日、自分でそれを選んだんだ。

自分に向かってメガホンを叩いた。