4月で15歳になった愚息とのT-shirtツーショット
着ているのは、今シーズンのスタッフT-shirt
XX 二十
2024年4月18日 本日で創業20年を迎えた
どれだけ忙しくても、創業時の担当患者様は最後まで担当させていただくと心に決めてやってきた
たくさんの方々とお別れし、今ではKさんが最後のおひとりとなった
20年前、創業し最初の最初に契約させていただいた患者様がKさんなのだ
Kさんのご自宅近くの高台から見下ろす神戸の街
毎週毎週…何度も何度も、ここに立って眺めた景色
写真を撮っても映らなかった木が20年を経て成長し、今では街を隠す
今朝5時47分電話が鳴った。
「ベッドから落ちて身動きが取れない。助けてください!」Kさんからだった。
こんなことは20年間で初めてのこと
すぐにご自宅に向かった「理学療法士 中村」として…
実は来週の21日に77歳の喜寿をKさんの教え子たちがお祝いしてくれるパーティーがあるのだ
しかし、今のお身体の状態では自宅の寝室から出る方法がない
何ヶ月も前からそれを楽しみに、励みに暮らしてきたのに、こんな直前で主役であるKさんが出席できないとしたら…
誰を恨んだらいいのかわからないが、無念さと悔しさがこみ上げ、強烈な責任を感じた
必ず方法はある、そう唱えた
そして、社員らにもサポートをしてもらい、「出席できる方法」にたどり着いた
「よかったね!これでパーティーに行けるね!」と、喜び抱き合う家族
無言で涙を拭うKさん
これが創業20年目の小生の朝
明日はどんな朝になるだろう…