おはようございます。

先日は久し振りに雪が降りましたね。地域の高齢者の「やりたいことを やろう」を実現する部署は、そんな寒い中ではありますが、皆さまと本場のカニを食べに行ったようです。

私たちが企画し募ることで、集う。

私たちは、必要な時のために知識は備えつつも、そっと知人のように付き添うだけですが、それだけで皆さまが行きたい場所や、やりたいことが0から1になるのです。

お食事会や観劇など、すでにたくさんの企画を実施しており、今後は更に部署の人員を増員し、より多くの「やりたいこと」を実現していこうと考えているようです。もちろんボランティアではなく、ビジネスとしてです。

何のためにリハビリをするのか?

歩けるようになるために頑張ってきたが、いざ歩けるようになると次なる目標がなく、「今まで以上にもっとリハビリを頑張る」といったような間違った目標を掲げる方も少なくないです。それは医師やリハビリ専門職の責任であると小生の拙著でも書きましたが、本当にやりたいことを実現し、その瞬間を共有することこそ、コメディカルのやり甲斐につながるのです。

仕事のやり甲斐を会社や他者に求める人が医療介護業界にも少なくないです。もちろん、良くない職場環境で労働を強いられている方々もおられるかもしれませんが、本当にそのような場合は環境を変えるべきであり、そのような会社はなくなるべきです。

人生の最期に、病気があっても健やかな暮らしを皆さまに提供することが私たちの使命ならば、提供する人材の暮らしを豊かにする責任が企業にはあります。社員が企業の犠牲になり、顧客が社員の犠牲になってはいけません。

私たちは何のために働くのか?を常に自問自答しております。

理学療法士になり20年…ようやく「仕事」をしていると実感しています。 今回の企画メンバーのコメントより