名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースのロッカー【 No.58】

2010年の中日クラウンズ最終日「58」という、世界最少ストロークで優勝したのが石川 遼プロだ。

「中日クラウンズを制する者はツアーを制する」そう言われる大会だ。

その大会に吉田泰基プロとタッグを組み挑んだ。

初日を終えて「首位」

プレーを終え、ロッカールームで石川 遼プロに「ナイスプレーでしたね!」と声を掛けられ、

4度の賞金王であり、永久シードプレーヤーの片山晋呉プロは自身の不甲斐ないプレーに対して、着替えながら怒りを顕にしていた。

そう、そこは日本ゴルフ界の頂点であり、最も厳しい戦場なのだ。

4日間の大会を終えて、石川プロはホールインワンを達成して 4位

吉田プロは 9位

小生のような素人がプロスポーツの最前線に踏み入れることができるのはキャディーが唯一だろう。

「ただでさえ忙しいし、体力的にも楽ではないのに、なぜキャディーをやるのか?」と、よく聞かれる。

 

ゴルフが好きだからではない。

 

こてんぱんにやられる時、悔しさの汗が全身を覆う

ミラクルショットにギャラリーが沸く時、アドレナリンの激流が全身を駆けめぐる

感情の針が左右に振り切れ、大脳をぶっ刺す

大脳へ点滴を打ったかのように、脳がクリアになり研ぎ澄まされる

そして、経営を沈思黙考する。

 

なぜキャディーをするのかは、自身の中では明確だ。

時間や体力を注ぎ込むことで得る、自分への投資行為だ。

これ以上の説明はない。

 

officeの絵を掛けかえた。 中川一政 作   油彩「ひまわり」

絵もまた小生の暮らしには欠かせないものだ。

癒やしではなく、刺激。

キャンバスから伸びてくる鋭いパンチの嵐

それらに全身を打たれることで感じる、痛みに似た感覚に

「君は経営で描きなさい」と激励される。

 

小生にはゴルフや絵描きではなく、経営しかない。

もっともっと経営が上手になりたい、そう思う。

きっと、経営が好きなんだろうな…

 

明日は社員が一堂に会する社員総会の日だ。

披露します。

社長のPLAY