小生はボクシングが好きだ。棋士や理学療法士などもそう、仕事場に手ぶらで行き、体ひとつで仕事をする。そんな職業が好きなのかもしれない。
わが家の双子が中学生となり、初めて別々の学校生活となった。
線香と畳の香りが好きな愚息は、世界遺産と国宝に囲まれた学舎を選んだ。通学距離よりも環境を選択したらしい。
職業や学校はもちろんランチメニューまで、人は毎日あらゆる決断と選択を繰り返しながら生きる。苦しいこともあれば、選べる楽しさを感じることもある。
小生は26歳で経営をすることを決断し、今に至る。
4月で18年目を迎えた。業績は良好だが、全く満足はしていない。頭の中にあるカタチにまだまだ届いていないからだ。
だから、今期もいくつかの「NEW」を計画している。
「まだ会社を大きくするの?」なんて言われることがあるが、会社は大きさではない。もちろん自社が大きいと思ったことなど一度もない。そもそも大きさになんて何の意味もないからだ。
『自分たちが地域社会に存在する意味があるか?』
その一点のみであり、それこそが企業の価値だ。そして、それを追求することが小生の仕事だ。
経営者もボクサーや棋士と同じかもしれない。ただ大きく違う点がある。それはひとりでは何もできないということだ。
会社もおにぎりも「ひとり」「ひとつぶ」が大切
経営もおにぎりも「握り方」が大切
社長という一粒の自覚をもち、勇敢に決断し、大胆に実行する年度にしようと思います。
“おにぎり経営” just do it.