私たちのdesign dept DEDEに飾ってあるserigragh。世界的なartistであるフェアリー・シェパードの作品だ。東北の復興を祈り制作されたものだ。

15,000人もが亡くなり、今も50,000人の方々が避難生活をしている。今日で9年…世界は新たな脅威と闘いを強いられている。パンデミックは防がなければならないが、経済やインフラが停止するようでは弱々しすぎる。難しく考えずに、ひとりひとりがやるべきことをやるだけだ。それは震災の復興も同じである。

汚れや傷がついた自宅の無垢テーブルを1年に1回メンテナンスする。

乾燥した木にオイルを染み込ませ栄養を与える。

何かを再生しようとすると、テーブルでさえ簡単ではない。

ただ、「蘇り」は実に美しいものだ。

私たちも4月の新年度からの「蘇り」に向けて、日々知恵を絞っている。もちろん業績は好調であるが、だからこそやるのだ。議論の場は設けるが、くだらない「会議」はなくした。組織における不要は削る。テーブルと同じだ。

復興や社会機能の正常化、少子超高齢化社会…

今、私たちは試されている。

でも、この時代に生まれたからには立ち向かうしかない。どうせやるなら楽しんで。

今を生きたくても叶わなかった方々のためにも。

ひとりの人間として心からご冥福をお祈りすると共に、生かされた身を社会へ捧げることを誓う。