防災と日々のケアを学ぶ

10月14日、クリニック・デイケア・居宅の全事業所合同で「全体研修」を開催しました。
今年も多職種の職員が一堂に会し、学びと交流のひとときを共有しました。

午前の部では、「事例検討会」を実施。
日々の業務を振り返りながら、現場で感じる課題や改善のアイデアについて活発に意見を交わしました。
普段あまり接する機会の少ない職種間でも意見交換ができ、互いの視点を知る貴重な時間となりました。

午後の部では、神戸市看護大学の神原咲子教授をお招きし、「近年の災害対策の動向と必要なケアの理解」をテーマにご講義いただきました。
教授ご自身の被災経験を交えたお話は非常にリアルで、避難時に起こり得る出来事や支援のあり方を具体的に考えるきっかけとなりました。

今回の研修を通して、自ら考え、行動できる力を育むためには、日頃からの準備と意識が欠かせないことを改めて実感しました。
これからも、利用者さま・ご家族が安心して過ごせる環境づくりを、職員一同心がけてまいります。