2025.03.03Toyroro

うれしいひなまつり @伊丹

3月3日は「桃の節句」と親しまれている日です。
園の壁面には、小さな人形を繋げた伝統的な飾り“つるし雛”をイメージしました。つるし雛には「子どもの幸せや成長を願う」という意味が込められています。一般的にひなまつりとは「女の子の日」とされていますが、トイロロ保育園では、キッズたちの健やかな成長を願い、ひなまつりイベントを行いました。

2月の後半から歌っている『うれしいひなまつり』。この曲には「ぼんぼり」「桃の花」「五人囃子の笛太鼓」など、子どもたちにとっては少し難しい言葉が並びます。歌い終わるたびに「むずかしいね~」と口をそろえる姿も見られました。そこで、遊びを通してひなまつりを楽しく知ってもらおうと、手作りの“大きなひなまつりサイコロ”を用意しました。子どもたちにサイコロを見せると「これはおひなさま!おだいりさま!」「ぴんくのおはな!」と次々に声を上げていました。

普段から室内遊びの一環として行っている「い~ろ、い~ろ、な~にいろ?」のお引越しゲーム。今日は、いつもの掛け声の代わりにサイコロを振り、出た目と同じイラストが貼られた枠の中に移動するルールです。
まずは私たちがサイコロを振ってみると、子どもたちはサイコロの出目と床のイラストを照らし合わせながら急ぎ足で移動します。まだルールの理解が難しい0歳児さんも、お兄さんお姉さんの後を追って一生懸命について行きます。

次に、子どもたちが順番にサイコロを振る番です。大きなサイコロを腕いっぱいに抱え、みんなからの「3・2・1!」の合図で転がします。自分のサイコロを振る順番が回ってくるのを今か今かと待ち、名前が呼ばれた瞬間に顔をほころばせる姿が印象的でした。