2025.02.27Toyroro

鬼っ子たちの「豆まき会」@伊丹

「立春の前日」にあたる節分。豆まきや恵方巻きの風習に加え、鬼を連想する方も多いのではないでしょうか。近年、その鬼の扱いについて、大人の間でさまざまな意見が交わされているようです。
節分の行事として、子どもを怖がらせることに疑問を抱く声がある一方、怖いという感情を経験することの大切さを唱える意見もあり、賛否が分かれています。
また、行事の意味や由来を子どもたちが深く理解することで、鬼や節分に対する印象も変わっていくかもしれません。そのため、一概に鬼の登場を禁じるのではなく、さまざまな形で表現することができるのではないかと私たちは考えます。
誰も本物の鬼を見たことはありません。だからこそ多様な表現を取り入れながら、子どもたちに節分の意味を伝えていきたいものです。

大豆に見立てた豆ボールを手に、0・1歳児と2歳児に分かれて、さっそくゲームが始まりました。
色とりどりの風船鬼に不思議と子どもたちの心も弾みます。手を伸ばしてタッチしたり、私たちに抱きかかえてもらいながら戯れたりするキッズの姿が見られました。中には、渋い表情で握りしめた豆ボールを懸命に投げ、風船鬼と対峙するキッズの姿も―。ゲーム終盤にかけて思いおもいに豆まき気分を味わいました。

豆ボールが撒かれた室内を縦横無尽に駆け回る2歳児キッズたち。「おにはそと〜!」と意気込み十分に、力いっぱい腕を振り下ろしていました。中央に吊るされた泣き顔の風船鬼に的を絞り、全力で狙いうちするキッズもいてみんなで大盛り上がり。
また一人でいくつもの豆ボールを抱え、合図とともに一気に放つ豪快な場面も見られました。

そうしてゲームは佳境へと差し掛かります。
最後の難関、くす玉鬼の登場です。吊るすだけでも一苦労でしたが、ようやく準備完了。キッズたち全員が一ヵ所に集まり、豆ボールを一斉に投げつけます。私たちの力も借りながら見事ヒットすると、中から現れたのは「やられた〜!」の垂れ幕。奇想天外な結末に目を丸くして見上げる子どもたちでした。