2025.01.29Toyroro

せんせい、おともだち、どーこだ? @伊丹

かるた遊びは、平安時代の「貝合わせ」まで遡る日本の伝統的な遊びで、読み札を聞き、それに合った絵札を取ります。一枚の札を探して取るというシンプルなルールの中から、集中力や見分ける力が育まれます。当園では、子どもたちにとってより身近で楽しめるよう、スタッフやお友だちの写真を使用したオリジナルかるたを用意しました。

私たちの声に応えるように、子どもたちはキョロキョロと周りを見渡し、一生懸命に探し始めます。「あったー!!」と声を上げながらかるたを手に取ると、得意げな表情を浮かべていました。札が次々と取られていくたびに、子どもたちが私たちの顔と名前をしっかり覚えていることに感激しました。
中には自分の顔写真の札を肌身離さず持ち歩き、大事そうに抱える子どももいて微笑ましい時間が流れます。最後にはそれぞれが自分の写真を手に取り、「みてみて~!」とお互いに名前を呼び合いながら嬉しそうに見つめ合う姿がありました。

ランチタイムにはお正月にちなんだスペシャルメニューが登場。一年の健康を祈るお雑煮、縁起物として知られる松風焼き、そして栗きんとん代わりのさつまいもきんとん。――普段とは違うランチに興味津々の子どもたちでした。
今年も子どもたちが元気いっぱい、健やかに成長できますように!