星に願いを…　＠甲子園口

大きな笹が保育室に現れると、目を丸くして見つめるキッズたち。織姫と彦星が1年に1度、七夕の日に天の川を渡って会うことができることや、笹の葉には不思議な力があり短冊に願い事を書いて飾ると願いが叶うことなどを伝えました。

今回のイベントではサーキット遊びとパラバルーンを行いました。サーキット遊びでは、まず「星の道」の上を歩き、小さな「天の川」を通ります。天の川はグルグルと回転するので、なかなか抜け出せない子もいましたが、私たちを探して上を向きながら、川の水をかき分けて出てくることができました。

「星釣り」では、キラキラ輝く星を釣り上げ「できたよ！」「みて～！」と嬉しそうな声が響きました。0歳児は私たちと一緒に釣竿を握り、釣り上げた星を手に持ちライトに反射し輝く様子を眺めていました。

次に、天の川に見立てたパラバルーンで遊びます。まず、子どもたちは釣り上げた星をパラバルーンに貼り付けていきます。どこに貼ろうかと悩むことなく次々と貼り付けられ、大きな天の川が完成しました。

私たちがパラバルーンに空気を入れて大きく膨らませたり、しぼませたり、ふわふわと浮かせたりすると大波小波のように揺れ動き、キッズたちは大盛り上がり。また、バサバサと音を立てる波の音も面白く、破れそうなほど激しく波打ちました。そしてみんなで床に寝転がり、私たちが揺らす天の川を眺めてうっとりしていました。

イベントの最後には、カラーフィルムの星のキラキラステッキを持ってお散歩に出かけました。太陽の光に照らされるとカラフルな星の影が浮かび上がり、子どもたちは不思議そうに見つめていました。子どもだけで星の影を映し出すのは難しかったため、私たちが手を添えて地面に影を映すお手伝いをしました。途中からはキッズが自ら自転車に影を映したり、フィルムを覗いたりなど色とりどりの景色を楽しみました。ケラケラと笑う姿や真剣な表情で集中して星の影を映し出す姿を見て、私たちも嬉しくなりました。沢山の星と共に「みんなが健康に大きくなりますように」と願いを込めて……。