2024.02.27Toyroro

みんなでおにに大変身 @甲子園口

節分のイベントでは「豆入れゲーム」をすることになり、当日まで猛特訓です。豆(カラーボール)を遠くからカゴに向かって投げ入れます。最初は、カゴに向かって豆を投げることが難しく、子どもたちは私たちの服を掴みながら背伸びをしたり、近くから豆を入れようとしたり、上手く上に豆を投げることができなかったりして、苦戦しました。「できない!」「むずかしい!」という声も聞こえましたが、何度も遊びの中で練習を重ねるうちに、節分イベント前日にはたくさんの豆をカゴに入れられるようになりました。子どもたちが諦めずに何度もチャレンジした姿が、成果を生んだのだと感じました。

いよいよ節分イベントの当日がやってきました。登園してきた子どもたちから、「はやくまめいれしたい!」と言う声が聞こえてきます。まず「おにのぱんつ」の絵本を見ながら歌を歌い、子どもたちと一緒に「おにの頭に何がついているかな?」と伝えると、「つの!!」と大きな声で答えてくれました。「みんなもおにに変身してみよう!」ということで、ツノを付けて大変身! 子どもたちは「おにになった!!」と 満面の笑顔で喜んでいたり、一方で不思議そうな表情を浮かべながらおにの“ツノ”を触ったりしている様子も見られました。

早速、ピンクチームと水色チームに分かれ「豆入れゲーム」が始まりました。スタ―トの合図とともに子どもたちは一斉に豆を取りに行きます。1つずつ豆を取ってすぐにカゴに入れる子、1度にたくさんの豆を持って運ぼうとする子など様々な姿がとても面白く、印象的でした。1・2歳児は遠くから豆を上手に投げたり、0歳児は大事そうに豆を持ちながら丁寧に運んだりと特訓の成果がみられました。

カゴはたくさんの豆でいっぱいになり、「やった~!」「たくさんはいったね!!」などと大盛り――。そしてラストは私たち大人の豆入れ真剣勝負です。子どもたちからの応援を受けて夢中で投げ入れ、イベントは無事に終了しました。
節分は「この一年、健康で幸せに過ごせますように」という意味を込めて悪いものを追い出す日です。今年も子どもたちみんなが健康で安全に過ごせますように……。そして、子どもたちの笑顔が溢れる毎日が送れますようにと祈りを込めて。