2024.01.25Toyroro
お正月休みが明け、キッズの明るい元気な声が園に戻ってきました。
「おせちをたべたよ!」「じぃじやばぁばのおうちにいったよ!」と教えてくれ、朝の会では「あけましておめでとう!」と新年のご挨拶から始まりました。
新年最初のイベントは、熊野神社でのお詣りです。熊野神社は園から歩いて約10分の距離にあり、0歳児の子どもたちはベビーカー、1歳児と2歳児の子どもたちは元気に歩いて向かいました。そして境内 に入ると、神社の雰囲気に少しドキドキしているキッズたち。お賽銭を入れて私たちが手を合わせている様子を見ながら、子どもたちも見よう見まねで手を合わせて、「今年も健康で元気に過ごせますように…」とお願いしました。
その後は、神社の中で遊びました。たくさんの石があったので、その石を拾って1か所に集めてみたり、石をパンに見立てておままごとを楽しんだりしていました。そんな子どもたちの姿を見ていると、元旦に発生した能登半島地震で当たり前の暮らしを奪われた人々がいることを考えずにはいられませんでした。私たちは普段通りの生活や保育ができることに感謝し、同時に子どもたちの安全をしっかり守ることを祈る気持ちで見守っていました。
次の日、今の時代なかなか行われなくなった「福笑い」「だるま落とし」のお正月遊びを楽しみました。「福笑い」では、おかめさんとひょっとこさんの2種類の顔があり、どちらの顔にするか選び、「目・鼻・眉・頬・口」を順番に貼っていきます。目を上の方に貼っている子もいれば、眉を髭に見立てて貼っている子もいて、「はじめてみる!」「へんなかお~」と言いながら、大いに盛り上がりました。完成した顔を見てみると、子どもたちの個性がたくさん溢れていました。「だるま落とし」では、今年の干支「辰」のだるまが一番上に乗っています。全員が上のだるまが気になり、ハンマーを使って上から順に落としていきました。勢いよくハンマーを振る姿が見られ、時折一気にだるまが落ちる場面もありました。力強くだるまを落としている姿は非常にたくましく、キッズたちの成長を感じました。
年末に、ママやパパと絵馬にお願いごとを書きました。子どもたちは、「何を書いているの?」と聞きながら、わくわくした様子で見つめていました。「じぶんでやる!」と率先してトイロロマークがある鳥居に絵馬を飾り、ニコニコ笑顔で「できたよ!」と教えてくれました。みんなのお願いごとが叶いますように……。