2023.12.29あらたか

【hanare伊丹】クリスマス会

今年も残りわずかとなりました。
12月21日、「hanare伊丹(小規模多機能型居宅介護)」では、年内最後のイベント「クリスマス会」を開催しました。

クリスマスソングがフロアに心地よく流れ、ツリーが点灯、クリスマス会の開幕です。
初めのプログラムは、ハンドベルでのクリスマスソングの生演奏――。この日のために練習を重ねてきたスタッフが、利用者Sさまの指揮のもと『ジングルベル』と『もろびとこぞりて』の2曲を披露しました。響き渡るベルの音色に合わせ、歌を口ずさんだり手を叩いたり…。緊張したまなざしのスタッフとSさまでしたが、曲を演奏し終えると大きな拍手と「アンコール!」の声に包まれ、安堵の笑顔へと変わりました。

次は、ビンゴ大会です。ビンゴカードが配られ、ガラガラとビンゴマシーンから出てくる数字に「あった!」「隣の数字やったらあるんやけどなぁ…などと言いながら、景品を賭けたビンゴゲームに白熱。
4つ揃うとリーチ、1列揃うとビンゴ――。声を出す機会が少ない利用者さまも景品を手に入れるために自然と大きな声を出されていました。1番にビンゴした利用者さまは嬉しそうに立ち上がり、カメラ目線で渡された景品にキスされ場を盛り上げていました。

そして最後はお待ちかねのデザートの時間です。
一口サイズのカステラを敷き詰めたカップにたっぷりの生クリームとフルーツが盛り付けられています。てっぺんには柊の形のピックでトッピングされたボリーム満点のクリスマススペシャルケーキ。利用者の皆さま全員があっという間に召し上がりました。甘いもの好きなhanare伊丹の利用者さまは、やはりこの時間が一番ステキな表情をされていました。そして利用者さまとスタッフ全員で記念撮影をし、2023年のクリスマス会は幕を閉じました。

今年のクリスマス会は、ハンドベルやビンゴ大会に加えて、初めての企画を取り入れました。
様々な事が受動的になってしまっている利用者さまにとって、参加型の企画はとても楽しんでおられるように見えました。