2023.10.11あらたか
9月18日は敬老の日。
この日、「hanare伊丹(小規模多機能型居宅介護)」に当社の「Toyroro保育園」から3歳の子どもたち4名が敬老の日のお祝いに訪れてくれました。過去数年間、新型コロナウイルスの影響で対面でのお祝いが難しい状況でしたが、今年は5回目の開催となりました。
時間が来ると、『さんぽ』の歌に合わせながら入場してきた子どもたち。利用者の皆さんから一斉に「かわいい〜」の歓声と拍手が絶えません。そして、子どもたちは利用者さまの目の前に立ち、呼ばれた名前に緊張しながらも一生懸命にお返事をしてくれました。その後、秋の童謡『どんぐりころころ』と『とんぼのめがね』の手遊びを踏まえながら歌ってくれた姿に自然と笑顔がこぼれました。
子どもたちが登場すると、利用者さまの中には今まで見たことのないような笑顔で手拍子をして、一生懸命に頑張る姿に感動されている方々がいました。そんな生き生きとした利用者さまを見ることができて、私たちスタッフも心温まる瞬間でした。最後に、子どもたちに会えるのを心待ちにしながら、利用者さまみんなで手作りした「花かんむり」のプレゼントを渡しました。その花かんむりを小さな頭に乗せてあげると、少し緊張しながらも嬉しそうに受け取ってくれた子どもたち。再び歓声と拍手に包まれました。
少子高齢化や核家族化が進む中、家庭内でお年寄りと子どもが関わる機会が減少しています。そのような状況で年に1回の「敬老のお祝い」での世代間交流は、利用者さま(高齢者)にとっては心が穏やかになり活力が生まれ、子どもたちにとっては高齢者をいたわる気持ちや思いやりが身につく重要で意義あるものだと考えています。
今後も「hanare x Toyroro」の交流を継続していきたいと思います。