2023.08.31あらたか

【hanare伊丹】夏祭りwith family

hanare伊丹(小規模多機能型居宅介護)では、新型コロナウイルスが5類に移行したことを受け、以前から目標として掲げていた地域交流・家族交流を促進すべく、今年はご家族をご招待しての夏祭りを2日間に渡って開催しました。幸いにも8組計10名のご家族にご参加いただきました。

祭囃子の音楽に心ときめかせ、スタートした夏祭り。
まず最初に、景品を賭けたゲームのブースへ。ご利用者の皆さまはスタンプカードを手に、目をキラキラ輝かせ、ご家族やスタッフが見守る中、射的、金魚すくい、ヨーヨー釣り、そして千本くじなど、自分の好きなゲームへと挑戦し、成功するたびに歓声が上がっていました。ゲームを楽しんだ後は、日課となっている体操を夏祭り仕様にアレンジした“ 座って踊れる盆踊り”を一曲踊りました。スタッフが手作りした櫓(やぐら)を囲んで、ご家族の方々も集まり楽しく踊りました。

身体を動かした後は、口腔体操を行いました。
ご家族が来所されたご利用者が代表となり、「あめんぼあかいな アイウエオ」から始まる文を1行ずつ朗読し、それに続く他の人たちが一斉に追いかけました。前日までの練習の成果が光り、見事に読み上げられことで盛大な拍手に包まれました。この姿にご家族の方々も感動されたのではないでしょうか。

昼食はビュッフェスタイル。
当事業所で提供している食事と同じ会社の料理から、焼きそば、たこ焼き、から揚げ、焼き鳥、だし巻き卵、ポテトサラダ、ハンバーグ、冷んやりゼリーなど、お好きな物を選んでいただきました。口々に美味しいという声が上がり、普段は少食の方々も、夏祭りの雰囲気とともに、驚くほどの完食ぶりを見せてくださいました。食後は、ゆっくりとテーブルで過ごされ、かき氷を食べながらご家族様同士でもおしゃべりに花が咲き、笑い声も聞こえてきました。

今回の夏祭りは、ご利用者とご家族が楽しむだけではなく、日常的に行っている体操や口腔体操、提供している料理を含めて、hanare伊丹での活動を少しでも感じて頂ける良い機会となり、またご家族同士の交流の場ともなりました。今後も、hanare伊丹という存在を、ご家族や地域の方々に知っていただけるイベントを積極的に開催していきたいと考えています。