2023.06.26あらたか
季節は梅雨――。hanare伊丹(小規模多機能型居宅介護)では、そんなジメジメした空気を吹き飛ばすべく6月14日と15日の2日間にわたり、初めての運動会を開催しました。
赤組「気炎万丈」、青組「雲外蒼天」というスローガンを掲げ、チームカラーのハチマキを身につけて、「頑張るぞ!エイエイオー!」の掛け声で幕が開けました。
玉入れ・スプーンで小玉送り・パン食い競争と3つの種目で火花を散らし合いました。
玉入れでは、がむしゃらに投げ入れる方もいれば、確実に一つずつ入れていく方など様々です。しかし、2種目目の小玉送りでは、チームワークが素晴らしく発揮されて、丁寧にレンゲを使って次々とピンポン玉がゴールに運ばれました。転倒のリスクを考慮して、座って行う競技が主体です。最終競技のパン食い競争では、車椅子や杖歩行を使って移動する方々もスタッフのサポートを受けながら参加し、皆一心同体にパンに向かって突進。得点の高いパンをGETして笑顔があふれました。
結果発表では、勝ったチーム・負けたチームもお互いの健闘をたたえ合い、スタッフ手作りのメダルが一人ずつ授与されました。利用者さまはそのメダルを胸に、パン食い競争で手に入れたドーナツ・パンを美味しそうに召し上がり、束の間の楽しいひと時を過ごされ、運動会は幕を閉じました。
2日間ではありましたが、一つひとつの種目に挑戦されている利用者さまの姿を見て、秘められた能力を知ると同時に、いつもとは異なる表情がたくさん見られました。
今回の運動会を通じて、利用者さま同士スタッフとのコミュニケーションを深めることができました。第2回・第3回と繋げていきたいと思います。