2023.06.19あらたか
令和4年1月までARC伊丹(通所介護)を6年間ご利用いただいていたSさまご夫妻。
奥さまはいつも笑顔で、ご主人さまはその当時93歳とは思えないほど若々しく元気でした。ご主人さまはその秘訣を「黒酢!」と話され、時には戦争のお話もしていただけました。
そして、その年の2月には息子さまの住む神戸へ引っ越すことになり、ARC伊丹を卒業されました。ご夫婦は「引っ越ししても神戸にあるARCを利用したい」と仰ってくださり、私たちは「是非ご利用いただけたら、会いに行きますね」と約束しました。
引っ越し後は、コロナの蔓延などの影響で施設から外出できず、ARCの利用が制限される日々が続きました。しかし、先日、ARC舞多聞のスタッフからSさまご夫婦がご利用されていることを知り、私たちは約束を果たすことを決断。そして、当時のスタッフ4名でご夫妻に会いに行くことにしたのです。
一年半振りにお会いしたお二人は、伊丹でご利用いただいていた時と変わらずお元気に過ごされていました。ご主人さまは現在も元気の源である黒酢を続けておられ、新しい環境にも慣れて引っ越して良かったとおっしゃっていました。
当社にはARC(通所介護)が阪神間に多数存在しています。そのため、お引っ越しをされても他のARC施設をご利用いただくことが可能です。今回、Sさまご夫妻が他のARCでも利用し続けてくださっていたことに感激し、約束を守ることができたことで、深い絆が生まれたように思います。
「次は100歳のお祝いに会いに来ます」と約束をしてお別れしました。その日まで私たちも頑張ります。