2023.06.07nomane

介護技術をアップする ―紙おむつの専門知識

nomaneでは、利用者さまに適切なケアを提供していく為に外部の講師をお招きして、様々な研修をスタッフ一同が受講しています。

コロナ禍で三年振りとなった研修では、スタッフの要望で一番多かった「紙おむつの研修」を選びました。紙おむつは年々進化しており、感染症予防や夜間の交換も1~2回程で済み、夜間にゆっくりと熟睡できるような作りになっています。今回の研修では、実際にスタッフも紙おむつを着用し、どのように装着すれば不快感が軽減し、漏れを防ぎ、おむつの使用量を削減できるのかについて学びました。

特に驚いたことは、おむつパットやペットシートなどに使用されているポリマー素材は、振ると吸水力が低下するという点です。実際に振った物と振っていない物を並べて水をかけると、吸水力の差が一目瞭然でわかります。このことから、商品の扱い方にも注意が必要です。
私も介護業界に10年以上携わってきましたが、今回の研修で改めて適切なおむつの着用方法について学ぶことができました。このような機会を有効に活用するためにも、おむつの交換方法や着用の仕方、利用者さまの負担を最小限にするための適切な使用頻度などについては、社内でより詳しく話し合う必要があると感じました。これにより、介護の技術をさらに向上させることができると考えています。

次回の研修では、口腔ケアについて学ぶ予定です。口腔ケアも利用者さまの健康や快適さに直結する重要な要素ですので、スタッフ一同、真摯に取り組んでいきます。