カルタ遊び @甲子園口

門松、ダルマ、鏡餅などの“お正月のモチーフ”が描かれた巨大カルタ遊びをしました。
一般的なカルタは読み札と絵札で楽しみますが、今回は子どもたちの発達に合わせて、絵札に描かれたお正月モチーフをシルエットにしたものを読み札の代わりに。1人ずつシルエットの読み札を１枚引き、絵札を探しに行きます。

初めは0歳児から挑戦しました。引いたシルエットの札を確認し、私たちと一緒に探しに行きます。たくさん並んだ絵札の中で、気になった絵札を触りながらも、引いた札と絵札を見比べ同じ形かどうかよく見定めているようでした。驚いたことに、中には、一人でやってみたい！ と札を引いてすぐに絵札を探しに行くキッズもいました。広げられた絵札の間を歩いて回り、自分の持っている札と絵札を1枚1枚じっくり見比べて探していました。難しいかもしれないと思いながら見守っていましたが、見事に1人で見つけ出すことが出来ていて、成長を感じさせられました。

次は、うずうずしながら順番がくるのを待っていた1.2歳児の挑戦です。すぐに札を選んで引く子もいれば、吟味するように少し考えてから引く子もいて、そんな何気ないところにもそれぞれの個性が感じられました。
あった～！と、すぐさま絵札を見つけ出して得意げに見せてくれる子どもたち。一方で、正解の絵札が存在することが理解できているからでしょう、本当にこれかな？ と迷う様子が見られたキッズもいました。それでも“わからない”と簡単に諦めてしまわずに、何度も絵札を見比べて回り、候補はいくつか絞れたようですが「これ！」という自信がいまいち持てない様子……。誰かに手伝ってもらう？ との提案でお友だちに助っ人になってもらいました。すぐに名乗りを上げて手伝ってくれたお友だちと2人で手を繋いでゆっくりと探し歩き、迷っていた子も自信を持って無事に絵札を見つけることができました。