お月見　 @伊丹

1年の中で最も空が澄み渡る9月は、月がより美しく明るく見えるそうです。
そのため古来より作物などの実りに感謝を込めて「月見団子」や「ススキ」をお供えし、
月を眺める「お月見」という行事がこの時期にあります。
日本ならではの風習を子どもたちにも知ってもらいたく、
今年もトイロロ保育園でお月見を行いました。

子どもたちにとってこの夏にだいぶ遊び慣れた小麦粉粘土を使いました。私たちの手の動きを真似ながら小さくちぎったり丸めたり……
思い思いに団子を作り終えるとニコニコと満足した笑みを浮かべていました。

三方に皆で作ったお団子を乗せ、お月さまから見えるように窓辺に置くことを伝えると、「おつきさま、おだんごみえるかな？」「おつきさまどうぞ！」と暗くなってから見えるお月さまに思いを馳せていた子どもたちでした。