2022.09.23Toyroro
祭りとは、感謝、祈り、慰霊のために神、仏、祖先をまつる行為をいいます。人々の内なる思いや祈りが、営みとして表された形が「お祭り」ともいえます。また近年では、イベントや町おこしなどの要素が強い賑やかな行事も「祭り」と呼ぶことが増えました。
自粛ムードにより、そういった賑わいを目的とした催しは縮小されていますが、本来の意味を失ったわけではありません。日本のお祭りは、大変奥が深いものです。トイロロキッズたちにも、少しでも伝統文化に触れてほしいという願いから、今年は秋祭りとして開催いたしました。
イベント当日に向けて「うちわ作り」を行いました。
用意された赤、ピンク、黄色、青、緑、紫など色とりどりの花紙を台紙の上に貼り付けていきます。ビリビリに破ったり、くしゃくしゃにしてみたり、丸めたりしながら感触を確かめるキッズたち。貼り付ける場所や破り方によって、さまざまな色合いになり、カラフルな花火を表現したうちわができあがりました。
「わっしょい!トイロロ!」———キッズたちのかけ声で、イベントのスタートです。
お祭りの日まで練習を重ねてきた盆踊り。皆で櫓(やぐら)を囲みながら一体となり、「恐竜音頭」と「わっしょい伊丹」を踊ります。「恐竜音頭」は皆が大好きな曲で、今でも口ずさんでいるキッズもいるほどです。
踊りながら恐竜に変身していく姿がとてもかわいらしかったです。
「わっしょい伊丹」が流れると手拍子が始まります。恐竜音頭とは違い、前奏のかけ声で気合いが入るような曲です。櫓のまわりを歩きながら踊りました。
楽しく踊るキッズの姿に、感慨深い気持ちになりました。