2022.02.24Toyroro

節分@伊丹

「鬼は内、福は内」
一般的な節分行事では鬼は邪悪なものとして扱われています。また、邪気を外に追い払うためのかけ声として「鬼は外」と唱えますが、当園では「鬼は内」。その理由は、誰も見たことのない鬼をはなから否定せず、受け入れる考え方も「あり」だという想いを込めています。これらに限らず私たちは、色々な見方や捉え方があっても良いことを伝えたいと思っています。

虎柄のパンツに自分で選んだ立派なツノを身につけ、小鬼へと変身したキッズたち。
『まめまき』の歌詞に合わせて両手を動かす仕草は愛らしく、微笑ましい光景でした。そんな可愛らしい小鬼たちの前に、何やら困った様子の鬼たちがやってきました。それならみんなで順に鬼たちを助けてあげよう! と、節分にまつわるゲームが始まりました。


最初に名前を呼ばれたのは0歳児のキッズたちです。お腹を空かせた鬼たちに恵方巻を届けます。
次は1歳児。描かれた鬼の衣装を記憶し、袋に入った数ある衣装の中から覚えた衣装を選んで鬼に渡します。
最後は2歳児。大事な金棒を見つけてほしい――と嘆いていた鬼たちを助けにいきます。
年齢に合わせたゲームを展開したことで大いに盛り上がりました。

今回もまた、鬼の格好のままで保育園周辺の散歩に出かけました。散歩中は『まめまき』の歌を口ずさむ姿も見られ、イベントを通して”節分”という行事を身近に感じている様子が感じられました。最後は待ちに待った「節分スペシャルランチ」。鬼にも負けないくらい、大きな口を開けて頬張るキッズたち。これからも力強く健やかに、成長してほしいと願います。