Graduation Ceremony@甲子園口

すっきりとした青空が広がり、穏やかな日差しのもと3名のお友だちの卒園式が行われました。
前日から「明日は、かわいいお洋服を着てくるね」と楽しみにしていたり「卒園式、さみしいな」とお別れを淋しがる姿がみられ、さまざまな思いで迎えた当日——。

正装して「ハレの日」を彩る子どもたちからは、いつもと違う保育室の雰囲気に“ドキドキ”と、こころの音が伝わってくるようでした。

いよいよ式が始まり、一人ひとりの名前が呼ばれると「はい！」と元気な返事をし、胸を張って入場です。
そして、園長先生から卒園証書が読み上げられると、照れくさそうにはにかみ、あどけない笑顔をみせてくれたキッズたちです。なかには「また来るね」と園長先生の指をしっかりと握り『ゆびきりげんまん』をしていたキッズもいました。子どもたちの逞しく成長した姿をみていると、一緒に過ごしてきた思い出が去来し、私たちも胸が熱くなりました。

そして、子どもたちから大好きなママとパパへ。
感謝の気持ちを込めて花束が贈られました。

いつもやさしく抱きしめてくれたママ——。
どんな時もあたたかく見守ってくれたパパ——。

子どもたちが一本一本選んだお花は、世界にたったひとつのプレゼントです。
ママやパパたちの喜ぶ表情をみて、子どもたちも自然と笑顔の花が咲き、あたたかさに包まれた感動的なひと時でした。

式が終わりへと近づき、名残惜しくも最後は職員一同でキッズ、ママ、パパをお見送りをしました。
たくさんの祝福の花びらや、キラキラと輝くバブルシャワーが降り注ぐ中、「さようなら」ではなくて「またね」と手を振りました。
入園から今まで、たくさんの「できた」を側で見守り、一緒に喜んだことは今でも鮮明に覚えています。
お友だちを思いやる気持ちも芽生え譲ってあげたり、できないことを優しくサポートしてあげられたりする、素敵なお兄さん、お姉さんになりました。
そしてこれからも、くみちゃん、せりなちゃん、けんちゃんが元気で、きらきらと輝く日々を過ごすことができるように応援しています。

当園の初の卒園式は、笑顔や涙のあふれる素敵な記憶の1ページとなりました。