【metoo/hanare宝塚】地域交流と支え合いの第一歩

お二人の笑顔のきっかけは、施設の隣にお住まいのIさんでした。
「良かったらこれにお花を植えて使ってください」とプランターを持って来てくださったのです。

宝塚にmetoo（グループホーム）とhanare（小規模多機能型居宅介護）を新規開設するにあたり、まず、地域の皆さまに受け入れていただくことは私たちにとって非常に大切なことでした。本来であれば、イベントなどを開催して地域の皆さまとの交流を深めたいところですが、コロナ禍ということもあり思うように進んでいないのが現状です。
そんな中、地域の皆さまのほうから「オープンを楽しみにしていたのよ」「お宅の庭が自分の家の庭みたいでお得な気分になっているよ」と声を掛けていただけています。その一言一言が、どれだけ私たちの勇気となり心温まるものになっているか......。

楽しみながら花を植えている利用者さまの姿をみて、地域の方々との繋がりが利用者さまにとっても私たちにとっても重要になる――そう確信を得られた一時でした。