2020.10.23Toyroro
避難訓練の一環として伊丹西消防署に出かけてきました。
普段から散歩で消防署の前を通るたびに「きゅうきゅうしゃ~!」「うーかんかん」と言って緊急車両が気になるキッズたち。消防車や救急車を見に行くことを伝えると、消防署へ向かう子どもたちの足取りが心なしか軽やかに見えました。また、友だち同士で「きゅうきゅうしゃみにいこうね」と言い合いながら楽しみにしている様子が伝わってきました。
消防署に到着すると、消防士さんの案内のもといろいろな種類の緊急車両を見させていただきました。はじめは間近で見る大きな消防車に圧倒されていた子どもたちでしたが、消防士さんに一人ずつ座席に座らせてもらうと、少しずつ表情が和らぎ、辺りをキョロキョロ見渡したり、積極的にハンドルやレバーに触れたりするお友だちもいました。
また、救急車では車内に入る体験もさせてもらい、ベッドに腰かけたり、そっと毛布に触れたりする姿が見られました。
そして、はしご車の荷台にのぼったり、レスキュー車で取り扱う道具に触れたりしました。
はしご車はタイヤも大きく高さもあります。恐る恐る荷台にのぼると「たかいね」「こわいね」と言って、どことなく緊張した面持ちの子どもたちでした。また荷台の頭上には大きなはしごが備え付けられています。消防士さんはそのはしごを指差ししながら「はしごが伸びるから高い所で火が出ても助けに行けるよ」とお話してくださいました。はしごを見ながら子どもたちも真剣な顔付きでお話を聞いていました。
レスキュー車では大きなハサミを見せていただいたり、実際にホースの先端を触らせてもらいました。
最後は防護服を着用させてもらいました。防護服は重く大きさもありましたが、腕を通した子どもたちの表情からはたくましさが垣間見られました。
緊急車両が大好きなキッズたちとっては、貴重な体験になったのではないでしょうか。子どもたちの表情から満足感が伝わってきました。