2022.01.20Toyroro

お正月遊び @甲子園口

あけましておめでとうございます!
新年を迎えた登園初日の朝。久しぶりの保育園にちょっとドキドキしている様子の子どもたちと、朝のご挨拶を交わしてスタートしました。お友だちに会えたことが嬉しくて、おじいちゃんやおばあちゃんのお家に行ったこと、休みの間に体験したことなどを楽しそうにおしゃべりする2歳児たち。子どもたち同士での言葉のキャッチボールもすっかり上手になり、話に花が咲いていました。

イベントの初めは「羽根付き」――鈴が入った風船の“羽”を打って遊ぶコーナーです。
指スタンプや綿棒たんぽで彩った梅の柄の羽子板を握りしめ、天井から吊るされた風船を虎視眈々(こしたんたん)と狙う子どもたち。思いっきり打ち勢いよく飛んでいったり、ソフトタッチで静かに動いたり、色々な鈴の音が響くたび子どもたちからは歓声があがりました。

次は「輪っかジャンプ」、そして更に続く「トンネルくぐり」です。
少し前まで、0歳児キッズの中には怖さが上回り、私たちや年上の友だちがどれだけ励ましたり楽しそうに誘ったりしてもトンネルをくぐれなかった子がいました。今ではそんな姿が嘘のように、普段遊んでいる時もトンネルが登場したことに気づくとすぐに向かっていきます。サーキットに用意されていた長いトンネルをするする潜っていき、満面の笑みで「ばぁ!」と言いながら出てきます。そのタイミングを待っているキッズたちは、首をのばしてトンネルの出口を覗いていたり…… 子どもたち同士の関わりがより一層深まっていることが感じられた一コマでした。

最後は「福笑い」――初めての遊びでしたので本来のルールを変えて、「目は隠さず顔を作る」だけにしました。おかめさんとえびすさま、すぐにどちらかの顔を選んで顔のパーツを貼る子もいれば、時間をかけて悩みながらじっくりと選ぶ子もいて、その子の性格がよく出るコーナーでした。のっぺらぼうだった2つの顔が、みんなの手によって段々と個性あふれる顔に仕上がっていき……。「なるほどー!そういうチョイスね~」と一緒に付いていた職員は笑いを堪えながら声を掛けていました。