2021.12.28Toyroro

X'mas Party @ 甲子園口

朝、玄関のドアを開けると保育室内がクリスマス飾りでいっぱいになっているのを見つけたキッズたち。子どもたちが染色した布を靴下とプレゼントのオーナメントにし、みんなの顔写真にはサンタさんの衣装を貼りつけました。それに気付いたキッズたちはとても喜んでくれました。
これまで毎日一つひとつ開けてきた「アドベントカレンダー」の最後の窓を開きます。今から何が始まるのかワクワクした表情を浮かべるキッズたち。また、自分で選んだトナカイや雪だるまの帽子を身につけ準備もバッチリです。

素敵な笑顔で写真撮影をしていると、部屋には大きな袋がひとつ――それを見つけた保育士が子どもたちの側まで持っていき子どもたちと袋のなかをそっと覗いてみました。おもちゃが入っているのかなぁと期待していたみんなの顔は? です。そこにはパズルの1ピースのみ――。今年はプレゼントを配る前にちょっとした「ゲーム」を含ませてみました。「サンタさん、他にもパズルを用意しているのかな……」と私たちが子どもたちに声をかけて、他の部屋も探してみることにしました。お友だちの肩を優しく持ち長い電車になって出発です。そして病児室まで進むと、そこには赤色のズボンが……「これ、サンタさんのだ!」と嬉しそうにそれを持ち上げると、またしてもパズルのピースがひとつ。他にも何か置いていないかと周りを探しはじめます。でも、何も見つからなかったので、「他の場所も探してみよう!」と保育室に戻りました。

プレゼントは必ずどこかにあるはずだと、真剣な顔つきになって探しはじめるキッズたち。その姿に圧倒された私たちはイベントの進行を一瞬忘れてしまいそうになるほどでした。
次々にパズルのピースが入った帽子や服を発見しはじめ、集めたパズルを完成させました。そこには、サンタ、トナカイ、雪だるまの絵があらわれ、その流れで『サンタ、トナカイ、雪だるまダンス』の体操を踊りました。するとインターフォンが鳴り、保育士がドアを開けると、恥ずかしがり屋のサンタさんからのプレゼントが置いてありました。2歳児の子どもと開け、早速みんなで入っていたおもちゃで遊びました。夢中になって楽しむ姿を見ることができ私たちも楽しいひと時となりました。